フードマイレージって、なんだろう?
あんまり知られていませんが、国産小麦の食パンを食べることは、
冬自宅のエアコンの温度を1℃下げるくらいCO2を減らすことができます。
海外の食べものは日本までにたくさんのエネルギーを使って運ばれてきます。
CO2削減というと、「省エネ」が有名ですが、じつはこの「フードマイレージ」、それに負けません。
「フードマイレージ」は、食べものが運ばれてきた距離のこと。そのとき出るCO2を測って、
poco(ポコ)という単位にして、食べることとCO2が出ることのつながりをわかりやすくしました。
フードマイレージを知って、意識して国産の食べものをえらぶことで、自分が出すCO2を減らせます。
自分のために、未来のために、子どものために、今日から一緒にはじめませんか。
CO2 100グラムは1poco。さて、あなたの暮らしは何poco?
温暖化をふせぐために、京都議定書で日本は温室効果ガスのCO2を6%へらす約束をしています。
6%といわれてもわかりにくい!ので、目安をpocoという単位にしました。CO2 100gが1pocoです。
・テレビを1時間消すと 0.1poco
・冷房を1時間短縮すると 0.3poco
・暖房を1時間短縮すると 0.4poco
・お風呂の水を洗濯に再利用すると 0.1poco
・ジャーの保温をやめると 0.4poco
きょう食べたもので、CO2を測ってみよう
たとえば、
・国産小麦の食パン一斤を買うと 0.2poco
・輸入小麦の食パン一斤を買うと 1poco
その差は、0.8pocoにもなります。
アスパラガスなら、もっとすごい。
・国産アスパラガス1本を買うと 0.04poco
・輸入アスパラガス1本を買うと 5.34poco
なんと、その差は、5.3pocoも!
国産食品を買うことは、輸入食品を買うよりも、ずっとCO2を減らすことができるのです。
おいしいものを食べた上にCO2を減らせるなんて、なんだか2倍トクした気分になりませんか?
フードマイレージ・キャンペーンに参加するには
・ できるだけ近くでとれたものを食べる。
・ フードマイレージのウェブでpocoを計算してみる。
・ 旬のもの、太陽光で育った野菜を買うようにこころがける。
・ なるべく無農薬、減農薬の農作物をえらぶ。
・ よく行くお店に「国産小麦のパンが入る予定はありませんか」
「近くでとれた野菜は入りませんか」などとさりげなく聞いてみる。
「フードマイレージって知ってる?やってる?」と話題にしてみる。
できることから、楽しみながら、始めましょう。
フェアトレードも、だいじなエコアクションです
途上国の人が作る有機栽培の農産物を適正な価格で買い、経済的な自立を応援する、フェアトレード。フードマイレージのことだけ考えると、遠くの国の食べものはCO2を出していると思いがちです。しかし、世界には「熱帯雨林の伐採」や「焼畑農業」など、「環境を守る」よりも「食べる」や「生きる」を優先せざるをえない現実をかかえる国々があります。なるべく自然を壊さない方法で育て、ちゃんとした価格で購入するフェアトレードは、途上国の環境と暮らしを守るとても大事なエコアクションなのです。フードマイレージへ取り組むときには、あわせてフェアトレードのものもえらんでください。
